Behind the Scenes How I create my works.
WORKFLOW
AIと、私と、少しの偶然。
一枚の絵が生まれるまでの、静かな試行錯誤の記録です。
Phase 00: 制作環境の準備
作品作りは、道具を整えるところから始まります。 クラウドサービスを使うのも便利ですが、私は自分の部屋のPCの中に、自分だけの制作環境(ローカル環境)を作ることにこだわっています。
「WebUI Forge」や「FLUX.1」といったツールを導入するのは少し専門的な知識が必要で、まるで秘密基地を作っているような感覚です。 難しそうに見えるかもしれませんが、ここが私の大切なアトリエ。自由な実験をするための土台です。
※ツールなどの導入方法は、情報を集めて自己責任で頑張ってね。
Phase 01: 言葉を探す
いきなり絵を描き始めるのではなく、まずは「どんな世界を描きたいか」を言葉にします。 ここを例に例えると「虚無」や「静けさ」といった抽象的なイメージを、GeminiやChatGPTといったAIたちに相談します。
「もっと暗い光がいい」「悲しみの中に美しさが欲しい」。 そんなふうに対話を重ねながら、AIに伝えるための最適な言葉(プロンプト)を一緒に探していきます。それはまるで、これから生まれる作品の設計図を相談して書いているような時間です。
ChatGPTで創作した言葉をGeminiに問いただし、さらにChatGPTに清書。何度も繰り返すと、あいまいな言葉になるので、自分自身の感性を信じることが大切です。
Phase 02: 生成と探索
言葉が決まったら、いよいよ画像の生成です。 AIは時々、人間には思いつかないような形や色を出してくれることがあります。それは計算された結果であると同時に、嬉しい「偶然」でもあります。
何十枚、時には何百枚と生成を繰り返し、パラメーターを少しずつ調整して試行錯誤します。 たくさんの画像の中から「これだ!」と思える一枚、魂が入ったように感じる一枚を見つけ出す作業は、宝探しに似ています。
Phase 03: 仕上げと想い
AIが生成した画像は、そのままでも綺麗ですが、まだ完成ではありません。 ここからはPhotoshopを使って、私の手で仕上げを行います。
細部の違和感を直したり、光の当たり方を調整したり、作品としての深みを加えていきます。 デジタルの技術で生まれた絵に、最後の最後で「人間」の感覚を乗せる。そうしてようやく、皆さんに見てもらいたい作品が完成します。