第六層

無涯の核

- むがいのかく -

06

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The Core Beyond All Bounds

無の奥の奥、思考も感情も消えたあとに残る最後の震え。

ここには「存在」という概念さえない。

だが、完全な無ではない。
形なき“原初の可能性”が、静かに眠っている。

それはまだ光にも闇にもなれず、
ただ脈動として漂う。

新たな宇宙、新たな意識がここから再び芽吹く。
終わりと始まりが同時に呼吸する場所。

無限が折り返し、永遠が自身を見つめ返す場所。
ここに在るものは、名前を持たず、言葉にも還らない。

ただ——

「これがすべての外側だ」と魂が知る、その瞬間。